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2005年 06月 24日

そして らっきょ

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赤ワインでつけてみる。

この密集感がステキですね。

ヒマラヤの山奥に
見たことも無いほど
大きな とかげが生息しており
そのとかげで漬けた30年物の酒は
不老長寿の酒であると言われている。
その情報を入手した
我々 日本砂時計会 
は幻の酒を試飲すべく長い旅に出た。

日本を離れ早20年。
最早 日本砂時計会のメンバーは
私と飼い犬のパンプキンだけになってしまった。
メンバーたちが次々と老衰していく中
私はすっかり現地に溶け込み
もう誰も私のことを日本人だとは思っていない。
幻の酒はそろそろ50年物になっているのじゃろう。

昨日、日本から オタクポーカー慢と称する二人組がやってきた。
「おたくって何じゃね?」
私は時と共におぼつかなくなってきた日本語を
久しぶりに話すことが出来、すこし興奮気味であった。
「私たちは架空と現実をいかにバランスよく保ちながら
あらゆるコミュニケーションをお互いに
とることが出来るかを日夜研究しておりますです。」

「ふ~んん。そうかね……。」
私は彼らの日本語の半分も理解できなかった。
「例えばここに犬が居るでしょう。」
オタクポーがパンプキンを指差して言った。
「パンプキンじゃ!」
カー慢は私の機嫌をとるようにパンプキンを
撫で回し始めた。
「じゃあ、 パンプキンが居るでしょう。現実の世界では
 彼女は犬なわけです。」

「当たり前じゃ!」
「では三ツ谷サン。これをかぶってみてください。」
「むムッ…。何でお前はワシの日本名を知っとるんじゃ!?」
ははは、と笑いながらオタクポーは
大きな鞄からヘルメットのようなものを取り出した。

続く…。
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by orphee--room | 2005-06-24 12:09


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